第十三巻 : 泉川渡り瀬深み我が背子が
2006年11月05日(日)更新 |
原文: 泉川 渡瀬深見 吾世古我 旅行衣 蒙沾鴨 作者: 不明 よみ: 泉川(いずみがわ)、渡(わた)り瀬(せ)深(ふか)み、我(わ)が背子(せこ)が、旅(たび)行(ゆ)き衣(ごろも)、ひづちなむかも |
意味: 泉川(いずみがわ: 現在の木津川)の渡り瀬(わたりせ)が深いので、あの人の旅の着物が濡(ぬ)れたりしないでしょうか。 「渡(わた)り瀬(せ)」は、徒歩や馬で渡ることができる川の比較的浅いところをいいます。 |