原文
時者霜 何時毛将有乎 情哀 伊去吾妹可 若子乎置而
作者
よみ
時はしも、いつもあらむを、心痛く、い行く我妹(わぎも)か、みどり子を置きて
意味
亡くなる時はまだ先のことでもいいのに、悲しくも、亡くなってしまった私の妻。幼子(おさなご)を残して。
・天平11(西暦739年)年6月、大伴家持(おおとものやかもち)が亡くなられた奥さまを想って詠んだ歌の一つです。ちなみに、このころ大伴家持(おおとものやかもち)は19歳。
時者霜 何時毛将有乎 情哀 伊去吾妹可 若子乎置而
時はしも、いつもあらむを、心痛く、い行く我妹(わぎも)か、みどり子を置きて
亡くなる時はまだ先のことでもいいのに、悲しくも、亡くなってしまった私の妻。幼子(おさなご)を残して。
・天平11(西暦739年)年6月、大伴家持(おおとものやかもち)が亡くなられた奥さまを想って詠んだ歌の一つです。ちなみに、このころ大伴家持(おおとものやかもち)は19歳。