原文
朝日指 春日能小野尓 置露乃 可消吾身 惜雲無
作者
不明
よみ
朝日さす、春日(かすが)の小野に、置く露(つゆ)の、消(け)ぬべき我が身、惜しけくもなし
意味
朝日が射す春日(かすが)の小野に置く露(つゆ)のように消えゆく私の身は惜しくはありません。
補足
恋して心がふさぎ、消え入りそうな自分の身を、朝日に消え入りそうな露(つゆ)にたとえて詠んだ歌と考えられます。
朝日指 春日能小野尓 置露乃 可消吾身 惜雲無
不明
朝日さす、春日(かすが)の小野に、置く露(つゆ)の、消(け)ぬべき我が身、惜しけくもなし
朝日が射す春日(かすが)の小野に置く露(つゆ)のように消えゆく私の身は惜しくはありません。
恋して心がふさぎ、消え入りそうな自分の身を、朝日に消え入りそうな露(つゆ)にたとえて詠んだ歌と考えられます。