原文

足桧木乃 山菅根之 懃 不止念者 於妹将相可聞

作者

不明

よみ

あしひきの山菅(やますが)の根の、ねもころに、やまず思はば、妹(いも)に逢はむかも

ヤブラン 撮影(2014.08) by きょう

意味

山の山菅(やますげ)の根が深く根付くように、心から恋しく思っていれば、あの娘に逢えるでしょうか。

あしひきの」は山を導く枕詞です。

「ねもころに」は心の底から思うことを言います。

補足

更新日: 2014年08月17日(日)