原文

空蝉之 人目繁者 夜干玉之 夜夢乎 次而所見欲

ぬばたま 撮影(2015.09) by きょう

作者

不明

よみ

うつせみの、人目(ひとめ)繁(しげ)くは、ぬばたまの、夜の夢(いめ)にを、継ぎて見えこそ

意味

世間の人目が多いのなら、毎夜の夢(ゆめ)に見えてくださいな。

 

補足

うつせみの」は、人などを導びき、「ぬばたまの」は、夜などを導く枕詞(まくらことば)です。

更新日: 2015年09月27日(日)