原文 Original Text

霜上尓 安良礼多婆之里 伊夜麻之尓 安礼波麻為許牟 年緒奈我久 [古今未詳]

作者 Author

大伴千室(おおとものちむろ) Otomo-no-Chimuro

よみ Reading

霜 by 写真AC

霜(しも)の上に 霰(あられ)た走り いやましに 我(あ)れは参(ま)ゐ来む 年の緒(を)長く [古今(ここん) 未だ詳(つまび)らかならず]

- Shimo no uhe ni Arare tabashiri Iyamashi ni Are ha mawyi komu Toshi no wo nagaku [Kokon Imada tsumabiraka narazu]

意味 Meaning

霜 by 写真AC

霜(しも)の上に霰(あられ)が散るように繁(しげ)く、私は参上いたしましょう。この先、末永くいついつまでも。

- rough meaning: Like more hail on the frost, I will visit you more and more often, forever and ever.

補足 Notes

・この歌の題詞には「(天平勝宝)六年(西暦754年)正月四日、氏の人等(大伴氏の人たち)、少納言(しょうなごん)大伴宿祢家持(おおとものすくねやかもち)の宅に賀(ほ)き集(つど)ひて宴飲(えんいん)する歌三首」とあります。

・この歌の左注には「右一首、左兵衛督(さひょうえのかみ)大伴宿祢千室(おおとものすくねちむろ)」とあります。

更新日: 2025年11月30日(日)