第二巻 : 橘の蔭踏む道の八衢に

2003年5月4日(日)更新


原文: 橘之 蔭履路乃 八衢尓 物乎曽念 妹尓不相而

作者: 三方沙弥(みかたのさみ)

よみ: 橘(たちばな)の、蔭(かげ)踏(ふ)む道の、八衢(やちまた)に、物をぞ思ふ、妹(いも)に逢(あ)はずして

意味: 橘(たちばな)の影を踏む分かれ道のように、あれこれ思うのです。あなたに逢わないので。

「八衢(やちまた)」は、道が交叉しているところです。

撮影(2000) by きょう

第二巻