第二巻 : 石見のや高角山の木の間ゆも
2004年07月04日(日)更新 |
原文: 石見乃也 高角山之 木際従 我振袖乎 妹見都良武香 よみ: 石見(いはみ)のや、高角山(たかつのやま)の、木(こ)の間(ま)より、我(わ)が振(ふ)る袖(そで)を、妹(いも)見つらむか |
意味: 石見(いわみ)の高角山(たかつのやま)の木の間から私が振(ふ)る袖(そで)を、妻は見てくれたでしょうか。 柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)が石見(現在の島根県の西部)から、奥様と別れて都に行くときに詠んだ歌です。 |