2003年11月09日(日)更新

たけち: まず、XMLで書いたデータをMicrosoft社のIE(Internet Explorer)で表示するまでの流れを確認しよう。

さらら: うん。IEのバージョンはなにでもいいの?

たけち: えっ〜とね。とりあえず、IE 5.0以降ならばいいよ。できれば、IE 6.0がいいんだけど。

さらら: そうなの。じゃあ、IE 6.0をダウンロードしなくちゃ。

たけち: それはあとでやろうね。とりあえず、下の図を見て。XMLテキストを表示するにはXSLTとCSSを使うんだ。

さらら: ふ〜ん。。。。XSLTってなぁに?

たけち: XSLT(XSL Transform)っていうのは、XMLテキストを表示・印刷用に変換(Transform)するためのものなんだ。図では、XMLテキストをHTMLテキストに変換するためにXSLTを使っているんだよ。XSLTの仕様は次のサイトに載っているからよかったら覗いてみて。

• http://www.w3.org/TR/xslt

さらら: そうなんだぁ〜。ねぇ、IE(Internet Explorer)って書いてある箱の中にHTMLって書いてあるけど、これってどういうこと?

たけち: あぁ。実はね。IE(internet Explorer)はXMLとXSLTテキストを読み込んで、(内部的に)HTMLを作るんだ。それにCSSの指定を当てはめて画面に表示するんだよ。

さらら: へぇ〜。IEにそんな機能があったなんて知らなかったわ。

たけち: 実際には、MSXMLというXMLプロセッサがXMLの処理やXSLTの処理をおこなっているんだよ。でも、IE 6.0をダウンロードすれば、MSXML(MSXML 3.0)が一緒についてくるから気にしなってもいいんだよ。

さらら: そうなんだぁ〜。IE 5.0とかIE 5.5だったらどうするの?

たけち: その場合は､MSXML 3.0をダウンロードして使うんだよ。

さらら: う〜ん。。。なんかよくわかんない｡

たけち: じゃあ、ここで、これからのための準備作業についてお話するね｡

さらら: で、どうするの?

たけち: できれば、Internet Explorer6.0があるといいんだ。(すでにInternet Explorer6.0をお使いの方は、Internet Explorer 6.0をお使いの場合へジャンプするか、このページはスキップして、XMLページをIEで表示させるまでの流れへどうぞ。)

さらら: Internet Explorer6.0がない場合はどうするの?

たけち: 最低でも、Internet Expolorer5.5は必要なんだけどね｡その場合は､msxml3.0というXMLプロセッサ(あとで説明しますね)を次のサイトからダウンロードして、インストールするんだ。

さらら: あら、ただで使えるのね。 (^ ^*

• msxml3.0のダウンロードサイト

たけち: 適当なところ(たとえば、D\temp)にmsxml3をダウンロードしたら、そのmsxml3のアイコンをダブルクリックするとインストールができるからね。

さらら: ・・・・・終わったよ。思ったほどは難しくなかったわ。ダウンロードにちょっと時間がかかったけど。

たけち: じゃあ、準備ができたので、お話をはじめるね｡

さらら: は〜い!!

→次はXMLテキストを作る(1)です (^ ^;

補足-1 : ■msxml3.0のインストールがうまく行かない時

msxml3をインストールしようとしmsxml3.exeを実行したときに次のメッセージが出るときがあります。

• "Error creating process . Reason:指定されたファイルが見つかりません。"

このような場合は、インストーラが古いので次のサイトからWidnows Installerをダウンロードして、お使いのWindows用のインストーラをインストールしてください。

• Windows Installer のダウンロードサイト