第11巻 : 我が宿の軒にしだ草生ひたれど

2003年1月12日(月)更新


原文: 我屋戸 甍子太草 雖生 戀忘草 見未生

作者: 柿本人麻呂歌集より

よみ: 我が宿の、軒(のき)にしだ草、生ひたれど、恋忘れ草、見れどいまだ生ひず

意味: 私の家の軒にはシダ草は生えているけれど、恋を忘れさせてくれる忘れ草はまだ生えてはこない・・・

好きな人のことが忘れられないのですね。

撮影(1998) by きょう

第11巻