原文
窓超尓 月臨照而 足桧乃 下風吹夜者 公乎之其念
作者
不明
よみ
窓(まど)越(ご)しに 月(つき)おし照(て)りて あしひきの あらし吹く夜(よ)は 君をしぞ思ふ
意味
窓(まど)越(ご)しに月(つき)が輝いて、山からの強い風(かぜ)が吹いてくる夜は、(心細くて/不安で)あなたのことを思ってしまいます。
- rough meaning: On nights when the moon shines through the window(skylight) and a strong wind blows from the mountains, I feel thinking about you with feeling anxious.
補足
・「物に寄せて思ひを陳(の)ぶる」歌のひとつです。