第五巻 : 言とはぬ木にはありともうるはしき

平成11年9月5日(日)更新


原文: 許等々波奴 樹尓波安里等母 宇流波之吉 伎美我手奈礼能 許等尓之安流倍志

作者: 大伴旅人(おおとものたびと)

よみ: 言とはぬ、木にはありとも、うるはしき、君が手馴れの、琴にしあるべし

意味: 物言わぬ木であっても、尊いお方に大切にしてもらえる琴に違いない。

この歌の詳しい事情は、梧桐(あをぎり)を詠んだ歌をご覧くださいね。

撮影(1999.6) by きょう

第五巻