原文: 烏梅能波奈 伊麻佐可利奈理 意母布度知 加射之尓斯弖奈 伊麻佐可利奈理

作者

葛井大夫(ふじいたいう)

よみ

梅(うめ)の花、今盛りなり、思ふどち、かざしにしてな、今盛りなり

意味

梅 撮影 by きょう

梅(うめ)の花が今満開ですよ。さぁ、友よ、髪かざりにしよう。今が盛りですよ。

・天平2年(西暦730年)正月13日に、大宰府の長官である大伴旅人(おおとものたびと)の邸宅で宴会をした時に、参加者がそれぞれ詠んだ梅の花の歌32首の一つです。

・「思ふどち」は、お互いに気の合った友達のことです。

補足

更新日: 2019年04月07日(日)