第五巻 : 人ごとに折りかざしつつ遊べども

2007年02月18日(日)更新


原文: 比等期等尓 乎理加射之都々 阿蘇倍等母 伊夜米豆良之岐 烏梅能波奈加母

作者: 丹治比麻呂(たじひのまろ)

よみ: 人ごとに、折りかざしつつ、遊べども、いやめづらしき、梅の花かも

意味: ひとりひとり折って髪飾りにして遊んでますが、ほんとうに愛すべき梅の花ですね。

天平2年1月13日、大伴旅人(おおとものたびと)の邸宅で催された宴会のときに詠まれた歌の一つです。

梅 撮影(2007.02.17) by きょう

第五巻