第五巻 : 万代に年は来経とも梅の花

2006年03月05日(日)更新


原文: 萬世尓 得之波岐布得母 烏梅能波奈 多由流己等奈久 佐吉和多留倍子

作者: 筑前介佐氏子首(ちくぜんのすけさしのこびと)

よみ: 万代(よろづよ)に、年は来経(きふ)とも、梅(うめ)の花、絶(た)ゆることなく、咲(さ)きわたるべし

意味: いつの世までも梅(うめ)の花は絶えることなく咲き続けるでしょう。

天平2年1月13日、大伴旅人(おおとものたびと)の邸宅で催された宴会のときに詠まれた歌の一つです。

梅 撮影(2006.03.04) by きょう

第五巻