第五巻 : 梅の花折りてかざせる諸人は
2006年03月19日(日)更新 |
原文: 烏梅能波奈 乎利弖加射世留 母呂比得波 家布能阿比太波 多努斯久阿流倍斯 作者: 神司荒氏稲布(かみづかさこうしのいなしき) よみ: 梅(うめ)の花、折(を)りてかざせる、諸人(もろひと)は、今日(けふ)の間(あひだ)は、楽(たの)しくあるべし |
意味: 梅(うめ)の花を手折って髪に挿(さ)している人々はきっと楽しいのでしょう。 天平2年1月13日、大伴旅人(おおとものたびと)の邸宅で催された宴会のときに詠まれた歌の一つです。 |