原文
烏梅能波奈 多乎利加射志弖 阿蘇倍等母 阿岐太良奴比波 家布尓志阿利家利
作者
陰陽師礒氏法麻呂(おんやうしきじののりまろ)
よみ
梅の花、手折(たを)りかざして、遊べども、飽き足らぬ日は、今日(けふ)にしありけり

意味
梅の花を手折って髪飾りにして遊んでも、飽き足らない日というのは、今日のことだったのですね。
補足
天平2年(西暦730年)1月13日、大伴旅人(おおとものたびと)の邸宅で催された宴会のときに詠まれた歌の一つです。
烏梅能波奈 多乎利加射志弖 阿蘇倍等母 阿岐太良奴比波 家布尓志阿利家利
陰陽師礒氏法麻呂(おんやうしきじののりまろ)
梅の花、手折(たを)りかざして、遊べども、飽き足らぬ日は、今日(けふ)にしありけり
梅の花を手折って髪飾りにして遊んでも、飽き足らない日というのは、今日のことだったのですね。
天平2年(西暦730年)1月13日、大伴旅人(おおとものたびと)の邸宅で催された宴会のときに詠まれた歌の一つです。