原文
暮去者 物念益 見之人乃 言問為形 面景尓而
作者
よみ
夕(ゆふ)されば、物思(ものも)ひまさる、見し人の、言(こと)とふ姿、面影(おもかげ)にして
意味
夕方になると物思いがさらに募ります。お逢いした方が話しかけてくださるご様子が、面影に浮かんで。
補足
この歌を含む0587番歌の題詞には「笠女郎(かさのいらつめ)が大伴宿祢家持(おおとものすくねやかもち)に贈る歌、廿四(二十四)首」とあります。
暮去者 物念益 見之人乃 言問為形 面景尓而
夕(ゆふ)されば、物思(ものも)ひまさる、見し人の、言(こと)とふ姿、面影(おもかげ)にして
夕方になると物思いがさらに募ります。お逢いした方が話しかけてくださるご様子が、面影に浮かんで。
この歌を含む0587番歌の題詞には「笠女郎(かさのいらつめ)が大伴宿祢家持(おおとものすくねやかもち)に贈る歌、廿四(二十四)首」とあります。