第四巻 : 夕さらば屋戸開け設けて我れ待たむ

2006年02月26日(日)更新


原文: 暮去者 屋戸開設而 吾将待 夢尓相見二 将来云比登乎

作者: 大伴家持(おおとものやかもち)

よみ: 夕さらば、屋戸(やと)開(あ)け設(ま)けて、我(わ)れ待(ま)たむ、夢(いめ)に相(あひ)見に、来(こ)むといふ人を

意味: 夕暮れになったらも家の戸を開いて待っていましょう。で会いに来るという人を。

坂上大嬢(さかのうえのおおいらつめ)に贈った歌のひとつです。

平城京にて 撮影 by きょう

第四巻