万葉集: 意宇(おう)の海/飫宇(おう)の海

2009年08月02日(日)更新


意宇(おう)の海は現在の島根県の中海、特に意宇川(いうがわ)の河口近くではないかといわれています。なお、4473番歌に詠まれている、「於保(おほ)の浦」もここに当たるのではないとも考えられています。

意宇川河口付近 撮影(2007.05.02) by きょう


0371: 意宇の海の河原の千鳥汝が鳴けば我が佐保川の思ほゆらくに

0536: 意宇の海の潮干の潟の片思に思ひや行かむ道の長手を

4472: 大君の命畏み於保の浦をそがひに見つつ都へ上る


万葉の故地【全国】