0051 : 采女の袖吹きかへす明日香風都を遠みいたづらに吹く
0095 : 我れはもや安見児得たり皆人の得かてにすとふ安見児得たり
0217 : 秋山のしたへる妹なよ竹のとをよる子らは.......(長歌)
0218 : 楽浪の志賀津の子らが罷り道の川瀬の道を見れば寂しも
0219 : そら数ふ大津の子が逢ひし日におほに見しかば今ぞ悔しき
0534 : 遠妻のここにしあらねば玉桙の道をた遠み.......(長歌)
0535 : 敷栲の手枕まかず間置きて年ぞ経にける逢はなく思へば
1026 : ももしきの大宮人は今日もかも暇をなみと里に出でずあらむ
1027 : 橘の本に道踏む八衢に物をぞ思ふ人に知らえず
1420 : 沫雪かはだれに降ると見るまでに流らへ散るは何の花ぞも
3807 : 安積山影さへ見ゆる山の井の浅き心を我が思はなくに
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