原文
佐久波奈波 宇都呂布等伎安里 安之比奇乃 夜麻須我乃祢之 奈我久波安利家里
作者
作者: 大伴家持(おおとものやかもち)
よみ
咲く花は、移ろふ時あり、あしひきの、山菅(やますが)の根し、長くはありけり
意味
咲く花は、色あせてしまうことがあります。山菅(やますが)の根は、長く生きているものです。
あしひきのは、山などを導く枕詞(まくらことば)です。
補足
この歌の題詞に、「大伴家持(おおとものやかもち)が自然の移ろいゆくことを悲しんで作った歌」とあります。
佐久波奈波 宇都呂布等伎安里 安之比奇乃 夜麻須我乃祢之 奈我久波安利家里
作者: 大伴家持(おおとものやかもち)
咲く花は、移ろふ時あり、あしひきの、山菅(やますが)の根し、長くはありけり
咲く花は、色あせてしまうことがあります。山菅(やますが)の根は、長く生きているものです。
あしひきのは、山などを導く枕詞(まくらことば)です。
この歌の題詞に、「大伴家持(おおとものやかもち)が自然の移ろいゆくことを悲しんで作った歌」とあります。