鵜(う) U(Cormorant)

川鵜 by 写真AC

鵜(う)はカツオドリ目ウ科の鳥です。黒くつやのある羽をもってして、潜水して魚を捕らえることができます。海や河川、湖などに生息しています。

日本には、海鵜(うみう)・川鵜(かわう)がいます。現在の日本の鵜飼では、主に海鵜が利用されますが、古代では川鵜も利用されていたようです。

鵜飼 by 写真AC

- Cormorant is a bird of the family Suliformes. With black and shiny wings, it can dive and catch fish. It inhabits the sea, rivers and lakes.In Japan, there are two types of cormorant that live in the sea and those that live in the river. In Ukai(fishing with cormorants), sea cormorant is mainly used, but in an ancient times it seems that river cormorant were also used.

鵜(う)を詠んだ歌 Poems

海鵜 by 写真AC

次の一覧には、鵜(う)を詠んだ歌だけでなく、鵜飼の歌も含めてあります。

「鵜川(うかわ)」という言葉が出てくる歌がありますが、「鵜川」は鵜飼い、もしくは鵜飼いをする川のことです。

0038: やすみしし我が大君神ながら神さびせすと.......(長歌)

0359: 阿倍の島鵜の住む磯に寄する波間なくこのころ大和し思ほゆ

0943: 玉藻刈る唐荷の島に島廻する鵜にしもあれや家思はずあらむ

3330: 隠口の泊瀬の川の上つ瀬に鵜を八つ潜け.......(長歌)

3991: もののふの八十伴の男の思ふどち心遣らむと.......(長歌)

4011: 大君の遠の朝廷ぞみ雪降る越と名に追へる.......(長歌)

4022: 鵜坂川渡る瀬多みこの我が馬の足掻きの水に衣濡れにけり

4023: 婦負川の早き瀬ごとに篝さし八十伴の男は鵜川立ちけり

4156: あらたまの年行きかはり春されば花のみにほふ.......(長歌)

4157: 紅の衣にほはし辟田川絶ゆることなく我れかへり見む

4158: 年のはに鮎し走らば辟田川鵜八つ潜けて川瀬尋ねむ

4189: 天離る鄙としあればそこここも同じ心ぞ家離り.......(長歌)

4190: 叔羅川瀬を尋ねつつ我が背子は鵜川立たさね心なぐさに

4191: 鵜川立ち取らさむ鮎のしがはたは我れにかき向け思ひし思はば

更新日: 2023年08月20日(日)