第八巻 : 神奈備の石瀬の社の霍公鳥

2009年12月20日(日)更新


原文: 神名火乃 磐瀬之社之 霍公鳥 毛無乃岳尓 何時来将鳴

作者: 志貴皇子(しきのみこ)

よみ: 神奈備(かむなび)の、石瀬(いはせ)の社(もり)の、霍公鳥(ほととぎす)、毛無(けなし)の岡(をか)に、いつか来(き)鳴(な)かむ

意味: 神奈備(かむなび)石瀬(いはせ)の社(もり)霍公鳥(ほととぎす)は毛無(けなし)の岡(をか)に、いつ来て鳴くのでしょう。

「毛無(けなし)の岡(をか)」がどこなのかはわかっていません。「毛無(けなし)」は樹木などが生えていない土地を示すことが多いようです。

撮影(2003.3.9) by きょう

第八巻