磐瀬の杜(いわせのもり)

磐瀬の杜(いわせのもり)がどこにあったかは、はっきりとしていません。代表的な説としては次の場所があります。写真は、奈良県生駒郡三郷町(さんごうちょう)の三郷駅の近くにある、磐瀬の杜として伝えられている場所です。
- 奈良県生駒郡斑鳩町稲葉車瀬(いなばくるませ)にある森
- 奈良県生駒郡斑鳩町の三室山(みむろやま)の東の森
- 奈良県生駒郡三郷町の三郷駅の近く
磐瀬の杜(いわせのもり)を詠んだ歌
万葉集には3首に詠まれています。いずれも呼子鳥(よぶこどり)、霍公鳥(ほととぎす)と合わせて詠まれています。
1419: 神なびの石瀬の社の呼子鳥いたくな鳴きそ我が恋まさる
1466: 神奈備の石瀬の社の霍公鳥毛無の岡にいつか来鳴かむ
1470: もののふの石瀬の社の霍公鳥今も鳴かぬか山の常蔭に