第八巻 : 君待つと我が恋ひをれば我が宿の
2004年11月14日(日)更新
原文: 君待跡 吾戀居者 我屋戸乃 簾令動 秋之風吹
作者: 額田王(ぬかたのおおきみ)
よみ: 君待つと我が恋ひをれば、我が宿の、簾(すだれ)動かし、秋の風吹く
意味: あなた様を恋しく待っていますと、家の簾(すだれ)を動かして秋の風(かぜ)が吹いてきます。
天智天皇を思って詠んだ歌です。
第八巻