第五巻 : 我が園に梅の花散るひさかたの

2002年2月10日(月)更新


原文: 和何則能尓 宇米能波奈知流 比佐可多能 阿米欲里由吉能 那何列久流加母

作者: 大伴旅人(おおとものたびと)

よみ: 我が園に、梅の花散る、ひさかたの、天よりの、流れ来るかも

意味: 私の庭の梅の花が散っていきます。天からが降ってくるのでしょうか。

天平2年1月13日、大伴旅人(おおとものたびと)の邸宅で催された宴会のときに詠まれた歌の一つです。

撮影(2002.2.9) by きょう

第五巻