槻(つき) Tsuki(Zelkova tree)
槻(つき)はニレ科ケヤキ属の落葉高木の欅(けやき)のことです。室町時代あたりから欅(けやき)と呼ばれるようになったそうです。山や公園で普通に見かけることができる木です。たくさんの枝を出し、春から夏には良い木陰を与えてくれます。
- "Tsuki" is a zelkova tree of the deciduous tree of the genus Zelkova in the family Ulmaceae. It is said that it has been called "Keyaki" since the Muromachi period. It is a tree that can be found in mountains and parks. It has many branches and gives a good shade from spring to summer.
槻(つき)を詠んだ歌
0210: うつせみと思ひし時に取り持ちて.......(長歌)
0213: うつそみと思ひし時にたづさはり.......(長歌)
0277: 早来ても見てましものを山背の高の槻群散りにけるかも
1276: 池の辺の小槻の下の小竹な刈りそねそれをだに君が形見に見つつ偲はむ
2353: 泊瀬の斎槻が下に我が隠せる妻あかねさし照れる月夜に人見てむかも
2656: 天飛ぶや軽の社の斎ひ槻幾代まであらむ隠り妻ぞも
3223: かむとけの日香空の九月の.......(長歌)