三枝(さきくさ)の

撮影 by きょう

「中(なか)」を導きます。三枝(さきくさ)は、枝が三つに分かれることから使われています。同様なものに、「三栗の」があります。「三つ」と「中」は結びついて考えられていたのでしょうね。

「三枝(さきくさ)の」を詠んだ歌

三枝(さきくさ)は、「幸(さき)く」を導く言葉としても歌に詠み込まれています。

0904: 世間の貴び願ふ七種の宝も我れは何せむに.......(長歌)

1895: 春さればまづさきくさの幸くあらば後にも逢はむな恋ひそ我妹

補足

更新日: 2019年04月22日(月)