第十九巻 : 皇祖の遠御代御代はい重き折り

2008年07月27日(日)更新


原文: 皇神祖之 遠御代三世波 射布折 酒飲等伊布曽 此保寶我之波

作者: 大伴家持(おおとものやかもち)

よみ:皇祖(すめろき)の、遠御代御代(とほみよみよ)は、い重(し)き折り、酒飲みきといふぞ、このほほがしは

遠い昔の天皇の時には、このほほがしはを折りたたんで酒を入れて飲んだということですよ。

天平勝宝2年(西暦750年)に詠まれた歌です。

ほほがしは(朴の木) 撮影(2008.05) by きょう

第十九巻