2000年1月23日(日)更新
作者: 久米広縄(くめのひろなわ)
藤(ふじ)の花の盛りは過ぎてしまいましたのに、どうして山霍公鳥(やまほととぎす)は来て鳴かないのでしょうか。
この歌は、大伴家持(おおとものやかもち)から贈られた歌(「君のところにはとっくに霍公鳥(ほととぎす)が来て鳴いているでしょうに、それを知らせないのはズルいよ。」)に返信をしたものです。
第十九巻