第三巻 : 藤波の花は盛りになりにけり
2010年01月03日(日)更新
原文: 藤浪之 花者盛尓 成来 平城京乎 御念八君
作者: 大伴四綱(おほとものよつな)
よみ: 藤波の花は、盛りになりにけり、平城(なら)の京(みやこ)を、思ほすや君
意味: 藤の花がいっぱい咲きましたね。これを見ていると奈良の都のことを思ってしまいますでしょ。
太宰府で、大伴旅人(おおとものたびと)に贈った歌ですね。
第三巻