更新 2023年12月24日(日)
- 遣唐使(けんとうし) Kentoushiを更新しました。
か
蚕(かいこ)
蛾(が)の一種の幼虫で、桑の葉を食べ、繭(まゆ)を作ります。
鏡王女(かがみのおおきみ)
額田王(ぬかたのおおきみ)のお姉さんです。
垣(かき) Kaki(Fence)
垣(かき)は柴(しば)、葦(あし)、竹(たけ)などで作られました。
杜若(かきつばた)
杜若はアヤメ科の花で、池や川辺の湿地に生えます。
柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)
万葉集の代表的歌人の一人として有名です。
香具山(かぐやま)
風
風、朝風、春風、沖つ風などさまざまな様子が詠まれています。
堅香子(かたかご)
ユリ科の多年草のカタクリといわれています。
鰹(かつお)
古代からよく食べられていた身近な魚です。
葛飾(かつしか)
東京都葛飾区、千葉県市川市、埼玉県北葛飾郡などの江戸川の流域を言います。
勝間田(かつまた)の池
勝間田(かつまた)の池を詠んだ歌は新田部皇子(にいたべのみこ)の歌だけです。
櫻皮(かには)
桜の木の樹皮(じゅひ)だと考えられています。
蝦(かはづ)
万葉集に詠まれている蛙のほとんどは「河鹿蛙(カジカガエル)」のことと言われています。
鎌倉(かまくら)
奈良時代の鎌倉に関する記録はほとんど無く、状況がわかりません。
鎌倉山(かまくらやま)
鎌倉の背後の山々です。
鴎(かまめ)
万葉集には、1首だけに詠まれていますが・・・・
亀(かめ)
亀の甲羅を焼いて占うことが行われたようですね。
鴨(かも)
ガンカモ科のマガモ、アジカモなどを言います。
韓藍(からあい)
ヒユ科の一年草。熱帯アジアが原産です。今の鶏頭(けいとう)です。
烏(からす)
万葉集にも詠まれているのは4首だけです。
枳(からたち)
ミカン科カラタチ属の落葉低木です。
川原寺(かわはらでら)
斉明天皇の川原宮跡に建てられたお寺だそうです。
神奈備(かむなび)
神さまがいらっしゃる森という意味です。
き
象(きさ)の小川
吉野を流れる小さな川で、宮滝で吉野川に流れ込みます
狐(きつね)
(きつね)は古来から日本にいますが、万葉集には1首だけの登場です。
紀小鹿女郎(きのをしかのいらつめ)
紀女郎(きのいらつめ)とも呼ばれます。紀鹿人(きのかひと)の娘さんです。
黍(きみ)
インド原産のイネ科の一年草で、五穀の一つともいわれています。
く
九九(くく)
万葉集には、九九を洒落(しゃれ)て表現している歌がいくつかあります。
茎立(くくたち)
カブ、アブラナなどの菜のことで、古代の食料として重要だったようです。
茎韮(くくみら)
ユリ科の多年草です。
草壁皇子(くさかべのみこ)
天武天皇(てんむてんのう)の息子さんのひとりです。
鯨(くじら)
日本ではかなり古くから鯨を捕っていたようです。
葛(くず)
豆科のつる性の多年草です。根は葛粉として使われます。
屎葛(くそかづら)
アカネ科のつる性の多年草です。
百済野(くだらの)
奈良県北葛城郡広陵町の百済あたりといわれています。
隈(くま)
「端(はし)っこ」とか「境目(さかいめ)」とかいう意味です。
蜘蛛(くも)
蜘蛛(クモ)を詠んだ歌は一首だけです。
雲(くも)
雲と人の死や魂とは関係が深いようです。
倉橋川(くらはしがわ)
多武峯(とおのみね)から流れ出て桜井の倉橋を経由して大和川に注いでいます。
桑(くわ)
クワ科の落葉高木です。
栗(くり)
秋の味覚として馴染み深いですね。
紅(くれない)
キク科の紅花(ベニバナ)、またそれで染めた色を示します。
け
遣新羅使(けんしらぎし)
日本が朝鮮半島の新羅(しらぎ)に派遣した使節(しせつ)のことです。
遣唐使(けんとうし)
日本が唐に派遣した使節(しせつ)のことです。
こ
光明皇后(こうみょうこうごう)
聖武天皇(しょうむてんのう)の奥さんです。
苔(こけ)
万葉集では「苔生(む)す」と詠んで時間の長さを表現しています。
五穀(ごこく)
穀類の中で重要な五つの種類をいう言葉です。
言(こと)問う
話す、言葉をかけることを意味します。(例)1007: 言問はぬ木すら妹と兄とありといふを・・・
小楢(こなら)
ブナ科の落葉高木です。
木の葉
万葉集にも「木の葉」は17首に登場します。
蟋蟀(こほろぎ)
万葉集に詠まれている蟋蟀(こほろぎ)は、秋に鳴く虫の総称と考えられています。
駒(こま)
飼われている仔馬のことです。馬を詠んだ歌もご覧ください。